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吉田道利「地上望遠鏡」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測I』第2版 5.1節 図5.1 (日本評論社)
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1582年にローマ教皇グレゴリオ13世(Pope Gregory XIII)によって、従来のユリウス暦を廃して新たに制定された暦。1582年10月15日金曜日から適用されている。ユリウス暦同様に太陽暦であるが、季節とのず […]
矩(く)とは、ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が90°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうと90°ずれた方向にあるときに使われることが多い。 太陽の方向から東に90°ずれた方向に外惑星 […]
1675年にイギリス国王チャールズ2世によってロンドンの郊外グリニッジに設立された天文台。グリニッジ天文台と呼ばれることが多い。大航海時代にあった当時、外洋における船の位置を天文観測から測定し、航海術の進歩の基礎とするこ […]
ウクライナにある天文台。ロシアの私設天文台をルーツとし、旧ソ連時代に、プルコボ天文台の観測所であった組織を1945年に改組して発足した。2.6 m, 1.25 m望遠鏡、太陽望遠鏡、ガンマ線望遠鏡などを有するほか、スペー […]
アメリカ合衆国アリゾナ大学のスチュワード天文台が運用する天文台の一つ。アリゾナ州グレアム山(標高3210m)にあり、大型双眼望遠鏡(スチュワード天文台)、ハインリッヒヘルツサブミリ波望遠鏡(アリゾナ大学アリゾナ電波天文台 […]
現代では、スイスクロノメーター検定協会が行う厳しい精度テストにパスした高精度な時計を指すが、天文学との関わりからは、海洋時計(マリンクロノメーター)を指すことがほとんどである。揺れる船の上でも使用でき、船の位置(経度)の […]
反射望遠鏡において、楕円面を持つ凹面鏡を副鏡とした望遠鏡をグレゴリー式望遠鏡と呼ぶ。副鏡に凸面鏡(形状は双曲面)を用いて主鏡の焦点前に副鏡を配置するカセグレン式望遠鏡とは異なり、副鏡が主鏡の焦点面の後ろに配置されるのが特 […]
ある方向に波長分散された光(スペクトル)を、その分散方向とは垂直方向に分散するためのプリズムや回折格子などの分散素子。垂直分散素子ともいう。エシェル分光器において、エシェル回折格子による高次回折光を次数ごとに分解するため […]
集光素子としてレンズなどの透過型光学素子を使用して作られた望遠鏡のこと。眼視望遠鏡としては、接眼レンズとして凹レンズを用いるガリレオ式望遠鏡と、凸レンズを用いるケプラー式望遠鏡に大別されるが、ガリレオ式望遠鏡はオペラグラ […]
一般的には真空低温槽を指す。低温寒剤(液体窒素や液体ヘリウム)または機械式冷凍機によって低温に保たれる。断熱をよくするために真空とする。多くはステンレス鋼で作られている。天体観測装置では熱雑音を減らすために、冷却した装置 […]
開口合成型の電波干渉計で、uv面上の観測していないビジビリティを推定するための方法の1つ。これによって、ダーティーマップから真の天体画像になるべく近い画像としてクリーンマップを得る。CLEANによる推定では、天体の輝度分 […]
grating prismからの造語。プリズムの表面に回折格子を施したもの。目的波長の光が回折格子により曲げられる分をプリズムにより戻して直進させる光学素子。波長分散は回折格子とプリズムの分散の和となる。天体観測装置内の […]
原子またはイオンの基底状態や励起状態の準位のエネルギーおよび電子の角運動量について表した図。横軸に合成軌道角運動量量子数や合成全角運動量量子数などをとり、縦軸をエネルギーとして各準位の位置が主量子数とともに表され、準位間 […]
高エネルギーの宇宙線が引き起こす空気シャワー現象をとらえるために間隔をおいて多数の荷電粒子検出器群を配列した装置。シャワー粒子の主成分は電子、陽電子、ガンマ線であり、粒子検出器にはプラスチックシンチレーション検出器や比例 […]
望遠鏡の向きや姿勢に関係なく、常に固定された場所に結像するように設定された望遠鏡焦点。赤道儀式望遠鏡であれば極軸上に、経緯台式望遠鏡であれば方位軸上に設定される。極軸もしくは方位軸上で結像するように、望遠鏡主鏡から後に複 […]
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