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クーデ焦点

 

よみ方

くーでしょうてん

英 語

coudé focus

説 明

望遠鏡の向きや姿勢に関係なく、常に固定された場所に結像するように設定された望遠鏡焦点。赤道儀式望遠鏡であれば極軸上に、経緯台式望遠鏡であれば方位軸上に設定される。極軸もしくは方位軸上で結像するように、望遠鏡主鏡から後に複数枚(通常は3-5枚)の鏡を設置して天体からの光を導く。その光路中に必要に応じて透過光学系(レンズ系)を挿入することもある。
クーデ焦点は常に固定されているために非常に安定性が高く、高分散分光器などの大型観測装置が設置されることが多い。ただし、焦点までの光の導入に多くの光学系を経由するために、それぞれでの光量損失が大きなものとなる。また、主鏡から焦点までの距離が長く、必然的に焦点距離が長くなる。典型的な合成口径比はF/30からF/50である。このため、天体像は大きく拡大され、高空間分解能観測には適したものとなる半面、像面は暗くなるという欠点を持つ。焦点(望遠鏡の)も参照。

2018年09月05日更新

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    *さまざまな望遠鏡焦点とその光学系配置
    吉田道利「地上望遠鏡」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測I』第2版 5.1節 図5.1 (日本評論社)