天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2022年01月12日 装置・施設・データベース

X線分光撮像衛星

XRISM衛星のこと。

2022年01月12日 装置・施設・データベース

XRISM衛星

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

XMM-ニュートン衛星

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が1999年12月に打ち上げたX線天文衛星で、ニュートン(I. Newton)の名を冠している。軌道傾斜角40度、遠地点高度99,000-114,000 km、近地点高度6,000-22,00 […]

2018年02月20日 星間物質と星形成

X線解離領域

X線によって分子雲が解離された領域。 電離光子がガスを電離して形成される領域が電離領域であるが、天体から放射される電離光子が周囲のガスを電離すると、天体の周りに電離領域が形成される。水素を電離する13.6eVのエネルギー […]

2018年02月20日 恒星

X線フレア(星の)

主にTタウリ型星などの前主系列星のX線強度が急激に増加する現象。弱輝線Tタウリ型星は可視光よりもX線観測による方が見つけやすいため、1990年に打ち上げられたROSATなどのX線天文衛星による全天サーベイ観測が、弱輝線T […]

2018年02月20日 観測技術

X線望遠鏡

X線は物質透過力が高いため、面にほぼ垂直に入射する構造の反射鏡は作れず、小角度で入射したときの全反射現象を利用して集光する。X線に対する金属の屈折率は真空の屈折率より少しだけ小さいため、全反射が起こるが、その臨界角(金属 […]

2018年02月20日 観測技術

XF相関器

相関器を参照。

2018年02月20日 観測天文学

X線

波長が0.01-1nm 程度である電磁波の名称。波長が0.2 nm程度より短いものを硬X線、それより長いものを軟X線ということがある。電磁波も参照。 1895年にドイツのレントゲン(W. R”ontgen)により発見され […]

2018年02月20日 高エネルギー現象

X線源

強いX線を放射する天体の総称。おもにX線連星系や激変星であるが、超新星残骸、原始星ジェット、X線パルサー、活動銀河核、銀河団など、さまざまな天体がX線を放射している。太陽もX線源である。

2018年02月20日 高エネルギー現象

X線新星

ある時突然X線で輝き始め、やがてまた暗く消えていく天体。X線連星系において、コンパクト星であるブラックホールや中性子星へさまざまな機構により間欠的にガスが流入するために明るさが激しく変動する現象と考えられている。X線望遠 […]

2018年02月20日 高エネルギー現象

X線星

X線源のなかで星に対応する天体、おもにX線連星系、激変星、活動星などである。

2018年02月20日 理論

X線天文学

宇宙からのX線を観測することにより天体や現象を調べる天文学の分野。超高温天体や超高温ガスなどから放出される波長が0.01-10 nm 程度(光子のエネルギーとして0.1-100 keV程度)の光をX線と呼ぶが、X線は大気 […]

2018年02月20日 高エネルギー現象

X線バースター

X線バーストを参照。

2018年02月20日 高エネルギー現象

X線パルサー

X線を放射するパルサー。多くは連星系をなしており、通常の恒星から強い磁場を持つ中性子星の周囲にガスが質量降着することにより、ガスの重力エネルギーが解放されてX線を放射する。この際角運動量を中性子星に与えて、パルサーの回転 […]

2018年02月20日 高エネルギー現象

X線連星系

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 伴 […]

2018年02月20日 観測技術

X線マイクロカロリメータ

X線の検出器の一種で、高いエネルギー分解能が得られる。X線光子が半導体素子で吸収されると、吸収された光子のエネルギーに応じて素子の温度がわずかに上昇するが、その温度上昇を正確に測定することで、入射したX線光子1個1個のエ […]

2017年08月26日 高エネルギー現象

X線バースト

X線バーストは数秒から数十秒の間、X線で爆発的に輝く天体現象である。X線バーストを発生させる天体をX線バースターという。典型的なバーストの間隔は数時間から1日の範囲にある。バーストのスペクトルは黒体放射のスペクトルによく […]


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関連画像

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X線バーストの時間変化 (4U 1728-34)。1-2秒で最大光度に達し、10秒ほどで減衰する。挿入図はX線バーストのパワースペクトル。準周期的振動であることから、このX線バースターの正体が小質量星と低磁場中性子星との近接連星系であることがわかる。
柴崎徳明「中性子星への質量降着」、シリーズ現代の天文学第8巻、小山・嶺重編『ブラックホールと高エネルギー現象』 2.4節 図2.20(日本評論社)
(原図はT.E. Strohmayer et al. 1996, Astrophysical Journal , 469, L9)