セルリエトラス
よみ方
せるりえとらす
英 語
Serrurier truss
説 明
大型望遠鏡の光軸ずれを補償するトラス構造。1948年に完成したパロマー天文台の口径5 mのヘール望遠鏡の設計に当たって、セルリエにより考案されたのでこの名前がある。鏡筒の中央枠体(センターセクション)に対して副鏡を支えるトップリングと主鏡を支える主鏡セルをそれぞれ4組の三角トラスで接合し、梁の剛性を調節して望遠鏡が傾いても両者のたわみ量を同じにして光軸ずれが起きないように工夫されている。
2018年09月17日更新
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