子午面還流
よみ方
しごめんかんりゅう
英 語
meridional circulation
説 明
還流は環流と書くこともある。もともとは回転する星の熱力学的考察からその存在が推論された、星の子午面内を循環して熱を運ぶ流れ。太陽に関しては、局所的日震学の手法などにより、表面付近の浅い層で極向きに最大20 m s-1程度の速さの流れが、緯度60度くらいまでの範囲で実際に測定されている。この子午面還流はまた磁束も運び、この輸送がダイナモ機構において重要であるという考え方が現在、主流になっている。
2018年03月06日更新
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