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リオ

 

よみ方

りお

英 語

Lyot, Bernard

説 明

リオ(Bernard Ferdinand Lyot;1897-1952)はフランスの天文学者。しばしばリヨとも記される。コロナグラフをはじめ光学機械の設計と製作を行なった。1897年にパリに生まれ、高等電気学校を卒業後エコールポリテクニクの技術員をしながらパリ大学で学び、ムードン天文台に勤めた。偏光器の設計による月や惑星からの反射光の研究を行ない、1924年に月は火星の灰の層で覆われていること、火星の表面では終始塵の嵐が起きていることを報告した。また1930年、コロナグラフを発明し、ピレネー山脈のピクデュミディ天文台で観測した。さらに1933年、単色光フィルターを発明し(リオフィルター)、コロナグラフの観測からさらに情報を得ることを可能にした。1939年、王立天文協会ゴールドメダルを受賞し、フランス科学アカデミー会員になり、1947年にブルース・メダル、1951年にヘンリードレイパー・メダルも受賞している。

参考:https://phys-astro.sonoma.edu/brucemedalists/bernard-lyot

2024年11月30日更新

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