統計誤差
よみ方
とうけいごさ
英 語
statistical error
説 明
観測や測定において、不可避的に混入するランダムな誤差(真の値とのずれ)。ランダム誤差ともいう。測定回数を増やしたり、サンプルの数を増やしたりすることで小さくできる。
厳密な取り扱いでは、「真の値の推定値」と測定値のずれを「不確かさ」と呼び「真の値」と測定値のずれで定義される「誤差」と区別して取り扱う。物理量の測定では真の値は知られていないので、ほとんどの場合は「不確かさ」を扱うことになる。厳密な言い方では統計誤差は「タイプAの不確かさ」と呼ばれる。系統誤差も参照。
2018年10月03日更新
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