黄道
よみ方
こうどう
英 語
ecliptic
説 明
天球上における太陽の平均的な通り道のこと。あるいは、地球が太陽の周りを公転するときの平均の軌道面(黄道面)と天球の交線といってもよい。厳密には地球-月重心の平均軌道角運動量ベクトルに垂直な面として定義される。太陽系のすべての惑星はほぼこの黄道面に近い平面上を公転運動しており、太陽系の惑星が一つの原始惑星系円盤から誕生したことが示唆される。黄道座標系も参照。
地球の自転軸は黄道に対して垂直ではなく、23.4°ほど(黄道傾斜角)傾いている。仮にこの角度が0°だとすると季節変化は起こらず、90°だと極端な季節変化が生じる。23.4°という適度な傾きがあるおかげで程よい季節変化が生じる。
2019年01月07日更新
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