天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ライマン端

 

よみ方

らいまんたん

英 語

Lyman limit

説 明

水素原子のライマン系列の吸収が束縛-束縛遷移による離散的な吸収から束縛-自由遷移による連続吸収へと変化する波長(91.2nm)。ライマンブレイクということもある。水素の電離エネルギーである13.6 eVに相当し、この波長よりも短い波長では星間空間にある水素原子によって天体のスペクトルは大きく吸収される。バルマー不連続も参照。

2018年09月04日更新

関連画像

白色矮星の紫外線スペクトル。ライマン端と減衰輪郭をもつライマン系列の吸収線が確認できる。
(Lemoine et al. 2002, ApJS, 140, 67 の Fig.1 より)