天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

LLS

 

よみ方

えるえるえす

英 語

Lyman Limit System (LLS)

説 明

クェーサー吸収線系であるライマン\alpha吸収線の中で、中性水素柱密度が10^{17}-10^{20}\,{\rm cm^{-2}}ほどになると波長912{\rm \AA}ライマン端の吸収の徴候を示すものがあり、これをLLS(ライマン端吸収線系)と呼ぶ。LLSは、クェーサーの視線上にある銀河円盤のガスやそれを取り巻くガスハローが引き起こしている吸収であると考えられている。

2018年09月16日更新

関連画像

*クェーサーQ0102-190(赤方偏移3.035)のスペクトルにみられるLLS
梅村雅之・千葉柾司・西 亮一「銀河形成理論」、シリーズ現代の天文学 第3巻、二間瀬・池内・千葉編『宇宙論II』5章 図5.11(日本評論社)