2MASS
よみ方
つーます
英 語
2MASS (Two Micron All Sky Survey)
説 明
3つのバンド、J (波長1.25 μm)、H (1.6 μm)、Ks (2.17 μm)で行われた、近赤外線波長域における初の全天サーベイ観測プロジェクト。2 Micron All Sky Survey(2ミクロン全天サーベイ)の頭文字からこの名前で呼ばれる。1997-2000年にかけて米国アリゾナ州のホプキンス山天文台と、チリのセロトロロ汎米天文台の望遠鏡を使って行われた。莫大な数の赤外線点源と広がった赤外線源が検出された。約5億個の星を含む点源カタログ(Point Source Catalog: PSC)と150万個以上の銀河を含む広がった赤外線源カタログ(Extended Source Catalog: XSC)などさまざまなカタログが作られた。2003年に完成したそれらのカタログはカリフォルニア工科大学の赤外線画像処理・解析センター(IPAC)で世界中に公開されている。最近NASAが赤外線観測データの統合サイトNASA/IPAC Infrared Science Archive (IRSA)を構築した。2MASSのデーはそこからも入手できる。
IPACの2MASSのホームページ:https://www.ipac.caltech.edu/2mass/(調整中?)
IRSAのホームページ:https://irsa.ipac.caltech.edu/about.html
2022年03月26日更新
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