ラーモア運動
よみ方
らーもあうんどう
英 語
Larmor motion
説 明
磁場中を運動する荷電粒子は、速度と垂直の向きにローレンツ力を受けるので、軌道は磁力線に巻きつくようならせんを描く。これをラーモア運動という。MKSA単位系で物理量を測るとき、磁束密度がで荷電粒子の質量が
、電荷が
、磁場に垂直な速度成分が
のとき、らせんの半径は
となる(荷電粒子の速度が相対論的なときにはローレンツ因子を乗ずる)。これをラーモア半径という。
2018年03月06日更新
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