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コンドリュール

 

よみ方

こんどりゅーる

英 語

chondrule

説 明

コンドライト隕石に含まれる、直径1mm弱のケイ酸塩鉱物を主成分とした球粒のこと。コンドリュールの多くは、カンラン石や輝石の結晶と、結晶の隙間を埋める微結晶もしくはガラス質の石基(メソスタシス)からなる。普通コンドライトでは、コンドリュールは体積の60-80%を占める。コンドリュールのような球状の結晶体は通常は地球の岩石では見られない。この形態から、コンドリュールは、初期の原始太陽系円盤の中で加熱されて溶融したケイ酸塩が速やかに冷却されて形成されたと考えられている。

2018年03月09日更新

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