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ボーア磁子 Bohr magneton

電子の固有磁気モーメントのこと。電子の電荷 $e$、換算プランク定数 $\hbar$、電子質量 $m_{\rm e}$を用いてボーア磁子 $\mu_{\rm B}$を表すと $$ \mu_{\rm B}=\f[…]

ホイヘンス Huygens, Christiaan

オランダの天文学者、物理学者(1629-1695)。土星の環と衛星タイタンを発見した。光の波動説をたて、望遠鏡の理論を研究した。ハーグに生まれ、ライデン大学で学び、オランダ科学の絶頂期に活躍した。倍率50倍の、収差をさけ[…]

ポロイダル磁場 poloidal magnetic field

天体のもつ磁場のうち、回転軸などの対称軸を含む面内の磁場成分。極座標 (r, θ, Φ) で記述する場合には磁場の (r, θ) 成分のことである。残る磁場成分をトロイダル磁場という。

マグネター magnetar

通常の若い中性子星の磁場強度は磁極付近で 108 テスラ(=1012 ガウス)程度である。これに対して 1010 ~ 1011 テスラ( 1014 ~ 1015 ガウス)もの極端に強い磁場を持ち、回転エネルギーの損失率で[…]

水惑星 water planet

表面に液体の水が相当程度存在する惑星。しばしば地球の別称として「水惑星地球」のように用いられる。惑星科学的見地からは、水惑星ができるためには3つの条件が必要である。 1. 惑星が材料としてH2O(固相、液相、気相を問わ[…]

木星型惑星 Jovian planets

惑星のうち、岩石や鉄を主成分とするものを地球型惑星と呼び、水素とヘリウムを成分として多く含むものを木星型惑星と呼ぶ。木星型惑星のガス成分は、原始惑星系円盤のガスを取り込んだものと考えられる。太陽系の惑星の場合、水星、金星[…]

惑星 planet

一般には、恒星を周回する天体のうち、内部の核融合反応によるエネルギー放出のない天体を惑星と呼ぶ。ここでは太陽系内の惑星について述べる。太陽以外の恒星の周りを回る惑星については太陽系外惑星を参照されたい。 天球上でお互い[…]

惑星間空間 interplanetary space

太陽系の惑星間にある空間のこと。太陽風の勢力圏である太陽圏内の空間を意味する。

惑星間空間擾乱 interplanetary disturbance

太陽でフレアやコロナ質量放出(CME)が発生する際に惑星間空間中に生じる擾乱。この擾乱は太陽コロナから放出されたプラズマ塊であるCMEが惑星間空間内を高速で移動していくもので、惑星間を伝播する過程で太陽風と相互作用して衝[…]

惑星間塵 interplanetary dust

惑星間ダストを参照。

惑星間ダスト interplanetary dust

太陽系空間には、さまざまな大きさのダスト(塵)粒子が存在していて、総称して惑星間ダスト(惑星間塵)と呼ぶ。主な起源は小惑星と彗星であり、地球大気に突入した大きな粒子は流星として観測され、分光観測から構成成分が議論できる。[…]

惑星質量天体 planetary-mass object

国際天文学連合(IAU)の(太陽系の)「惑星」であるための3つの条件(惑星の項にある1, 2, 3を参照)のうち、質量に関する条件(2)のみを満たす天体。すなわち、十分大きな質量を持つために自己重力が固体に働く種々の力よ[…]

惑星状星雲 planetary nebula

中小質量星が進化の結果赤色巨星となりその最終段階で噴き出した外層が、高温の中心星からの紫外線で電離されて光って見えるもの。この名前の由来は、小さな望遠鏡を使って肉眼で観測していた頃に惑星のように見えていたことの名残であり[…]

惑星大気 planetary atmosphere

惑星周囲に重力で引きつけられている気体を大気と呼ぶ。気体成分が存在しても、天体質量が小さく重力が小さい場合、もしくは高温の場合は大気の保持は難しい。地球型惑星では、金星、地球、火星に顕著な大気が存在する。 金星、火[…]