天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"Universit�� di Lecce���������������������������CXFK69���d88Ib7b"の検索結果(652件)

クォーク quark

陽子や中性子などのハドロンの基本構成要素でアップ(u)、ダウン(d)、ストレンジ(s)、チャーム(c)、トップ(t)、ボトム(b) の6種類がある。このうち u と d は電子や電子ニュートリノとともに第1世代に属し、s[…]

グリーンバンク100-m電波望遠鏡 Green Bank 100-m Telescope

アメリカ国立電波天文台が西バージニア州のグリーンバンクで運用している電波望遠鏡で愛称はロバートビアド望遠鏡。GBTと略称されることも多い。オフセットカセグレン(軸外し光学系としたカセグレン式望遠鏡のこと)の光学系を採用し[…]

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

グリニッジ王立天文台 Royal Greenwich Observatory

1675年にイギリス国王チャールズ2世によってロンドンの郊外グリニッジに設立された天文台。グリニッジ天文台と呼ばれることが多い。大航海時代にあった当時、外洋における船の位置を天文観測から測定し、航海術の進歩の基礎とするこ[…]

クリミア天体物理天文台 Crimean Astrophysical Observatory

ウクライナにある天文台。ロシアの私設天文台をルーツとし、旧ソ連時代に、プルコボ天文台の観測所であった組織を1945年に改組して発足した。2.6 m, 1.25 m望遠鏡、太陽望遠鏡、ガンマ線望遠鏡などを有するほか、スペー[…]

グルーオン gluon

強い相互作用におけるゲージ粒子であり、ゲージ SU(3) の八重項の表現に従う。質量はゼロであるが、量子色力学(QCD)におけるカラー閉じ込め機構により、単体で取り出すことはできない。

クルスカル図 Kruscal coordinates

一般相対性理論では、時空の近傍の2事象間の4次元的間隔をそれらの間の座標差の2次式で表す。この2次式の係数をメトリックテンソル、あるいは単にメトリックという。2事象間の4次元的間隔は座標系の取り方によらずその値を変えない[…]

クレーター crater

隕石や小天体の衝突で形成される、円形の窪地とそれを取り囲むリムと呼ばれる円環状の高まりから構成される地形。隕石孔とも言う。断面がおわん型のもの、平底型のもの、中央に高まり(中央丘)があるもの、多重のリムから構成されている[…]

グレートアトラクター Great Attractor

天の川銀河(銀河系)の中心に近い方向(銀経307度、銀緯+9度)で後退速度4350±50 kms-1(ハッブル定数を75 kms-1Mpc-1とすると距離約60 Mpc=2億光年)の位置にあり、局所超銀河団の銀河を引き寄[…]

グレートオブザーバトリーズ Great Observatories

アメリカ航空宇宙局(NASA)の衛星計画の名称。さまざまな波長でスペースから観測する次の4つの大型天文観測衛星を指す。1990年4月に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡(可視光線・紫外線・近赤外線)、1991年4月のコンプ[…]

グレゴリオ暦 Gregorian calendar

1582年にローマ教皇グレゴリオ13世(Pope Gregory XIII)によって、従来のユリウス暦を廃して新たに制定された暦。1582年10月15日金曜日から適用されている。ユリウス暦同様に太陽暦であるが、季節とのず[…]

クロスディスパーザ cross disperser

ある方向に波長分散された光(スペクトル)を、その分散方向とは垂直方向に分散するためのプリズムや回折格子などの分散素子。垂直分散素子ともいう。エシェル分光器において、エシェル回折格子による高次回折光を次数ごとに分解するため[…]

グロトリアン図 Grotrian diagram

原子またはイオンの基底状態や励起状態の準位のエネルギーおよび電子の角運動量について表した図。横軸に合成軌道角運動量量子数や合成全角運動量量子数などをとり、縦軸をエネルギーとして各準位の位置が主量子数とともに表され、準位間[…]

K殻電子捕獲 K-electron capture

原子核の放射性崩壊の一種で、原子のK電子殻(最も内側の軌道)にある電子が原子核に取り込まれ、原子核内の陽子と反応して中性子となり、同時に電子ニュートリノが放出される。この過程では、質量数は変化せず原子番号が一つ減少する。[…]

ゲージ条件 gauge condition

座標条件を参照。

ゲージボソン gauge boson

ゲージ粒子を参照。

ゲージ粒子 gauge boson

ゲージ相互作用(ゲージ理論を参照)によって素粒子間に働く力を媒介する粒子のこと。ゲージボソンとも呼ばれる。スピン1を持つボース粒子であり、ベクトル場によって記述される。素粒子の標準模型のゲージ粒子には、電磁気力(電磁相互[…]

形態分類 morphological classification

見かけの形状に基づいて銀河を分類する手法。銀河研究の初期から、写真乾板に写った銀河の画像を熟練した天文学者がルーペなどで詳細に観察して分類体系を提案してきた。この手法による形態分類が行われた銀河は1万個に満たない。 1[…]

ケック望遠鏡 Keck Telescope(W.M. Keck Observatory)

アメリカのハワイ島マウナケア国際天文台にある有効口径10mの2台(Keck-I, Keck-II)の望遠鏡。カナリー大型望遠鏡に次ぐ世界第2位の口径である。ケック財団からの資金援助によりKeck-Iが1993年に、Kec[…]

ケプラー Kepler, Johannes

ケプラー(Johannes Kepler;1571-1630)は近代天文学を切りひらいたドイツの天文学者。太陽系のまわりの惑星の公転運動に法則性があることを発見した。このケプラーの法則は、コペルニクス(Nicolaus […]