天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

黄道光

高

よみ方

こうどうこう

英 語

zodiacal light

説 明

天球上で太陽近傍を中心に黄道面(地球軌道面)に沿って観測される淡い光の帯。よく晴れた春の夕方の西の空、あるいは秋の早朝の東の空で観測しやすい。黄道面付近には彗星からの放出や小惑星同士の衝突で生成されたダストがただよっており、それらによって太陽光が散乱されたものが黄道光である。太陽近傍ではダストの数密度が高く散乱効率が高いため明るい。一方、太陽と正反対の方向でも散乱効率が高いため明るくなり、これを対日照と呼ぶ。これら散乱光とは別に、ダスト自体が発する熱放射も赤外線波長領域では観測され、黄道放射と呼ばれることがある。

2018年10月03日更新

関連画像

天の川と黄道光 (国立天文台)
https://www.nao.ac.jp/gallery/conste.html