天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ウィルソン-バップ効果

 

よみ方

うぃるそんばっぷこうか

英 語

Wilson-Bappu effect

説 明

星のスペクトル中にあるカルシウムのK線およびH線の吸収線の中心に現れる輝線幅と星の光度とのあいだに見られる相関。輝線は同じカルシウムのスペクトル線であり、星の彩層で形成されると考えられる。1957年にウィルソン(O. Wilson)とバップ(M.K. Vainu Bappu)によって報告された。この相関を用いて、特に巨星と超巨星の絶対等級が推定される。

2018年08月18日更新

関連画像

カルシウムのK線とH線(吸収線)に現れる輝線を最初に報告したEberhard, Gと Schwarzschild, Kの論文より一部抜粋。星はふたご座σ星。
(Eberhard & Schwarzschild 1913, ApJ 38, 292より引用)