天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

Wボソン

高

よみ方

だぶりゅーぼそん

英 語

W boson

説 明

自然界に存在する四つの力(相互作用)は、どれもフェルミ粒子(フェルミオン)間にボーズ粒子(ボソン)が交換されることで引き起こされる。Wボソンは弱い力(弱い相互作用)媒介するスピン1で \pm 1の電荷をもったボーズ粒子。正の電荷をもったものを W+、負の電荷をもったものをW-と書く。陽子の約80倍の質量をもつ。その存在は、弱い力(弱い相互作用)と電磁気力(電磁気相互作用)を統一する電弱理論の枠組みの中で1960年代後半にグラショウ(S. Glashow)とワインバーグ (S. Weinberg)、およびサラム  (A. Salam)によって予言され、1983年に発見された。弱い相互作用の代表例である中性子のベータ崩壊におけるWボソンの役割については、中性子の項を参照。弱い相互作用は、W+とW-のほか電気的に中性のZボソンの3つのボソンによって媒介される。

2019年01月17日更新

関連画像

* 標準模型に含まれる素粒子の一覧