天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

仮想天文台

 

よみ方

かそうてんもんだい

英 語

virtual observatory

説 明

コンピュータ上に築かれた仮想的な天文台。バーチャル天文台(VO)とも呼ぶ。計算機の中に蓄えられたデータを観測された宇宙と見なし、それをいろいろな角度から解析(観測)するという概念から名づけられている。現在、世界中で電波からガンマ線に至るまで広い波長域における天体観測データが、データアーカイブとして構築され、インターネット上で公開されている。VOは、こうした世界中の天文アーカイブデータを有機的に結合し、共通化されたインターフェースを用いてさまざまな天体データを横断的に検索、閲覧、収集、解析できることを目指している。国立天文台にはJVO (Japanese Virtual Observatory) がある。各国の主要天文学研究機関はそれぞれ独自のVOを構築しているが、それらを連携した世界規模のVOの構築も進展している。

ホームページ:http://www.ivoa.net/http://jvo.nao.ac.jp/index.html

2018年03月10日更新

関連画像

仮想天文台の概念図
http://www.ivoa.net/Documents/Notes/IVOArch/IVOArch-20040615.html