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おとめ座銀河団

高

よみ方

おとめざぎんがだん

英 語

Virgo cluster

説 明

おとめ座の方向に見える銀河団太陽系からの距離は約18メガパーセク(18 Mpc=5900万光年)であるが、10-25メガパーセクの範囲にほぼ視線に沿って細長い領域に銀河が分布している。銀河団としては最も近いため、12等級より明るい銀河が40個あまり見られる。最も明るいのは巨大楕円銀河M87である。暗いものまで含めると3000個以上の銀河があるが、大部分は矮小銀河である。
おとめ座銀河団を中心として、いくつもの銀河群が分布しており、それら全体が局所超銀河団と呼ばれる1つの超銀河団を構成している。局所超銀河団に属する銀河は、いずれもおとめ座銀河団に向かって動いている(おとめ座銀河団への落ち込み運動)ことが知られている。
2019年4月10日にイベントホライズンテレスコープ(EHT)が、M87の中心にあるブラックホール(太陽質量の65億倍)のシャドウを観測したと発表した。

2019年05月09日更新

関連画像

おとめ座銀河団の中心部。画面左下隅の明るい銀河はM87。東京大学木曽観測所105cmシュミット望遠鏡の広視野カメラKWFCで撮影。
(クレジット: 東京大学木曽観測所)
http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/IMAGES/pics/EXTRAGAL/virgo.html