天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ファン・デ・フルスト

 

よみ方

ふぁんでふるすと

英 語

van de Hulst, Hendrik Christoffel

説 明

オランダの天文学者(1918-2000)。中性水素原子から波長21 cmの電波が出ることを予言して電波天文学を開拓した。ユトレヒトに生まれ、微粒子の光散乱で学位を取り、第2次世界大戦中に、ライデン大学のオールト(J. Oort)の問いに対して、星間にある中性水素原子が波長21 cmの電波を吸収あるいは放出することを1945年に予言した。原子中の電子はスピンの上下によってエネルギーに差があり、分光学で超微細構造といわれていたが、それに対応する線スペクトルの電波が21cm線だった。宇宙空間電波の国際組織やヨーロッパ科学組織などに力を注いだ。

2018年04月08日更新

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