天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

世界時

中

よみ方

せかいじ

英 語

universal time(UT)

説 明

異なる場所での太陽南中時刻は基準とする地点からの経度差分だけずれる。つまり、太陽時を経度差の分だけ補正することにより、世界的に共通した時刻系、すなわち世界時を構築できるということになる。経度の基準は、1884年の万国子午線会議においてイギリスのグリニッジ王立天文台を通る子午線が採用された。
世界時は、かつては恒星子午線通過、現在では超長基線電波干渉計(VLBI)などにより地球自転を観測することにより維持されている。世界時は、世界各地の天文台で観測された子午線通過により得られるUT0、UT0から極運動による経度変化の量を除いたUT1、UT1から年周および半年周の周期変動を除いたUT2に細分される。このうち、地球の自転量を最も忠実に表しているのはUT1であり、協定世界時の基準となっている。

2018年05月09日更新

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