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太陽系外縁天体

中

よみ方

たいようけいがいえんてんたい

英 語

trans-Neptunian object

説 明

太陽系の天体の中で海王星よりも外側にある天体の総称。単に外縁天体という場合もある。2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で定義された。エッジワース-カイパーベルト天体、散乱円盤天体、オールトの雲に含まれる天体を指す。冥王星も含まれる。英語の和訳として海王星以遠天体と呼ばれることもある。太陽系外縁天体は、広い意味では、海王星トロヤ群天体やケンタウルス族天体(木星と海王星の間の軌道を公転する小天体)まで含むこともある。この両者は、cis-Neptunian object(海王星以内天体)と呼ばれており、英語では区別されている。
太陽系外縁天体のうち大きなものは「冥王星型天体」(英語ではPlutoid)と命名された。2019年2月現在、冥王星型天体は、冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアの4つである。惑星も参照。

2019年02月14日更新

関連画像

* 太陽系外縁天体の分布(水色の点、冥王星とエリスを含む)
日本学術会議太陽系天体の名称等に関する検討小委員会製作「新太陽系図2007」
http://www.yac-j.or.jp/kyouzai/taiyo/index.html
の原図

サイズの大きい太陽系外縁天体。http://www.planetary.org/multimedia/space-images/small-bodies/eight-trans-neptunian-objects.html