天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

スーパーミラー

 

よみ方

すーぱーみらー

英 語

supermirror

説 明

多層膜X線反射鏡において、多層膜の周期長を表面近くでは広く、内側に行くほど狭くなるよう変化させると、低エネルギーのX線は表面近くで、透過力のある高エネルギーのX線は内側で反射され、単純な多層膜に比べ、有効に反射するX線のエネルギー範囲を広くすることができる。これをスーパーミラーあるいは多層膜スーパーミラー(multi-layer supermirror)と呼ぶ。硬X線領域(10-100 keV)での撮像観測を可能にする技術として、次世代のX線天文学衛星に利用される予定である。

2018年03月27日更新

関連画像

多層膜スーパーミラーの概念図
http://www.u.phys.nagoya-u.ac.jp/r_e/r_e8.html