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スーパーバブル

 

よみ方

すーぱーばぶる

英 語

superbubble

説 明

複数の超新星爆発星風の効果で形成されたと考えられる巨大な高温低密度領域のこと。通常、温度は10^6\,{\rm K}程度以上であり、軟X線を放出している領域である。
一つの超新星の爆発エネルギーは10^{51}\,{\rm erg}程度であり、その膨張速度が10\,{\rm km\,s}^{-1}程度になるとウォームガスと呼ばれる星間物質の音速と同程度であるため、衝撃波を伴う膨張が止まる。このため超新星残骸の最終的な半径はだいたい 80パーセク(80 pc=260光年) 程度であるが、スーパーバブルの半径はこれより大きく、それを形成するには 10^{51}\,{\rm erg}以上のエネルギーが必要である。スーパーシェルも参照。

2018年04月12日更新

関連画像

大マゼラン雲にあるスーパーバブルHenize 70 (ESO)
https://en.wikipedia.org/wiki/Superbubble#/media/File:Superbubble_N70_in_LMC.jpg