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サブミリ波

高

よみ方

さぶみりは

英 語

submillimeter(radio)wave

説 明

電波の中で最も短い波長(0.1-1 mm程度)をもつものの名称。
ミリ波やサブミリ波では低温度の星間物質(分子雲や星間ダスト)中にある分子の輝線が多く観測される他、ダストの熱放射もこの波長域に強度ピークを持つ。サブミリ波は地球大気中の水蒸気により吸収されるので、乾燥した高地でないと観測が難しい。サブミリ波で多くの成果を挙げているアルマ望遠鏡は、チリのアタカマ砂漠の高地(標高5000 m)に設置されている。アタカマ砂漠の年間降水量は100 mm 以下で、世界で最も乾燥した場所の一つと言われている。電磁波も参照。

2019年10月03日更新

関連画像

*電磁波の名称と対応する波長と振動数及びエネルギー。名称の境界は厳密に定義されてはいない。

アルマ望遠鏡の設置場所
Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)
https://alma-telescope.jp/#591089ee5820a