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スペクトル分類(星の)

高

よみ方

すぺくとるぶんるい(ほしの)

英 語

spectral classification

説 明

恒星のスペクトルを吸収線の種類と強度によって分類したもの。現在のスペクトル分類の基になったのはハーバード分類である。これは1901年にハーバード大学天文台キャノン(A.J. Cannon)とピッカリング(E.C. Pickering)によって提案され、後に刊行された、ヘンリードレーパー星表に採用された分類である。ハーバード分類は、恒星の表面温度の系列を表す分類法であったが、温度が同じであっても絶対等級が異なる星があることは知られていた。これを区別するための光度階級が1940年代にヤーキス天文台モルガン(W.W. Morgan)とキーナン(P.C. Keenan)によって導入され、ハーバード式のスペクトル型と光度階級を組み合わせた、MK分類が現在広く使われている。スペクトル型(星の)も参照。

2019年09月20日更新

関連画像

* 星のスペクトル型の分類系列(ハーバード分類)。アルファベットで表す。安藤裕康「星の明るさと色」、シリーズ現代天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.1(日本評論社)を改変。
* 太陽から200パーセク以内にある約18000個の恒星のHR図。光度階級も示されている。
安藤弘康「星の明るさと色」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.4(日本評論社)(原図はSowell et al. 2007, AJ, 134, 1089)
星の光度階級の概念図。 大脇 直明、磯部 琇三、斎藤 馨児、堀 源一郎著「天文資料集」(東京大学出版会)1989年