天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

スパークチェンバー

 

よみ方

すぱーくちぇんばー

英 語

spark chamber

説 明

ネオンなどの不活性ガスを満たした板状の電極間に、荷電粒子が通過した直後に高電圧パルスを印加し、粒子の飛跡に沿って放電を起こさせることによって、飛跡を光として観測する検出器。1950年代終わりに福井崇時と宮本重徳によって考案された。コンプトンガンマ線衛星に搭載されたEGRET検出器は、ガンマ線対生成を起こして放出される電子-陽電子対の飛跡をスパークチェンバーを用いて記録し、ガンマ線天体の位置を決定している。

2018年03月14日更新

関連画像

スパークチェンバーで捕らえた宇宙線の飛跡。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ueharas/seiten/gt19/cosmicray3.htm