天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

太陽時

高

よみ方

たいようじ

英 語

solar time

説 明

日時計は太陽の動きから時刻を測る装置である。この場合、太陽の南中する時刻が正午、ひとたび南中してから次に南中するまでの時間が1日ということになる。このような実際の太陽の動きをもとにした時刻を視太陽時あるいは真太陽時という。
しかし、地球公転軌道が円でなく楕円であること、地球の自転軸が公転面に垂直な方向に対して約23.4°の傾きを持っていることから、太陽の動きは季節によって変動し、視太陽時は一様な時刻系にならない。
そこで、天の赤道に沿って一様に運動する平均太陽という仮想的な天体を考え、それによって時刻を定めることにした。これが平均太陽時である。視太陽時と平均太陽時の差は均時差と呼ばれる。
とくに、正午から正午までを1日とする時刻は天文時、正子(しょうし、真夜中、午前0時あるいは午後12時のこと)から正子までを1日とする時刻は常用時と呼ばれている。

2018年05月08日更新

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