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5分振動(太陽の)

 

よみ方

ごふんしんどう(たいようの)

英 語

(solar)5-minute oscillation

説 明

1960年代初めに米国のレイトン(R. Leighton)らは、ドップラー偏移を利用した測定法で太陽表面のプラズマの運動を調べていて、太陽が約5分の周期(振動数約3 mHz)で振動していることに気づいた。これを5分振動という。太陽では主に周期3-15分程度(振動数1-5 mHz程度)の多数の音波的な固有振動モード(pモード)が励起されており、その現れが5分振動である。5分振動を励起しているのは、対流層における乱流の音波放射だと考えられている。5分振動を詳しく調べることで、太陽の内部構造診断を行う日震学が生まれた。

2018年03月24日更新

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