天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

シェル構造

 

よみ方

しぇるこうぞう

英 語

shell structure

説 明

一部の楕円銀河に見られる同心円状の貝殻のような構造で、リップル構造ともいう。その表面輝度は銀河本体よりもずっと低い。楕円銀河に矮小銀河が落ち込んで潮汐力によって壊され、細長く引き伸ばされてできたと考えられている。もしそうだとすれば、シェル構造を持つ楕円銀河はかつては相互作用銀河だったことになる。シェル構造を持つ楕円銀河は孤立した環境にあることが多い。周囲に大きな銀河があると、その銀河の潮汐力を受けてシェル構造が破壊されてしまうからかもしれない。特異銀河も参照。

2018年04月08日更新

関連画像

楕円銀河 NGC 474を取り巻くシェル構造。 Credit: Mischa Schirmer
https://apod.nasa.gov/apod/ap071008.html