天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

六分儀

 

よみ方

ろくぶんぎ

英 語

sextant

説 明

二つの物体間の角度、特に船上で水平線からの天体の高度を測定するためによく用いられる計器。望遠鏡と反射鏡を組み合わせて使うことで、天体と水平線を同一視野内で見られるようにし、視野内での両者の上下方向の位置が一致して見えるときの目盛りから天体の高度がわかる仕組みとなっている。目盛り環が60度(360度の六分の一)であるところからこの名前がついた。反射鏡を利用しているために、60×2=120 度までの角度を測ることができる。もともとは、1731年にイギリスのハドリー(J. Hadley)が目盛り環が45度の八分儀を発明したが、経度を測るために90度以上の角度を測る必要から六分儀の方が普及した。四分儀もある。

2018年08月24日更新

関連画像

六分儀
六分儀(クレジット:国立天文台)
https://prc.nao.ac.jp/prc_arc/arc_news/arc_news429.pdf