天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

エジンバラ王立天文台

 

よみ方

えじんばらおうりつてんもんだい

英 語

Royal Observatory, Edinburgh(ROE)

説 明

エジンバラの中心部にあったカールトン・ヒルにエジンバラ大学が持っていた天文台が、1822年にイギリス国王ジョージ4世が訪れたのを機に王立天文台となりROE(Royal Observatory, Edinburgh)の名称となった。1834年にはスコットランドの王室付天文学者(Royal Astronomer for Scotland)としてトーマス・ヘンダーソン(T.J. Henderson)が初代台長に任命された。約50年後には一時、閉鎖の危機に陥るが、クロフォード伯爵がアバディーンに所有する天文台の装置と多数の蔵書を寄贈することにより、国の支援が継続され、1896年に新たな天文台が現在のブラックフォードヒルに建設された。1973-88年の間、オーストラリアのサイディングスプリング天文台UKシュミット望遠鏡(UKST)を運用し、撮影された南天のサーベイ写真乾板を、高速測定器COSMOSでデジタル化して研究成果を挙げた。UKシュミットの写真乾板はすべてROEで保管されている。
現在ブラックフォードヒルには、英国先端技術センター(UK Advanced Technology Center)、ROEビジターセンター、およびエジンバラ大学天文研究所がある。
ホームページ:http://www.roe.ac.uk/

2018年03月23日更新

関連画像

ブラックフォード・ヒルにあるエジンバラ王立天文台
http://www.roe.ac.uk/roe/support/pr/picturegallery/siteandbuildings.html
エジンバラ王立天文台の夜景。エジンバラの街の灯が見える。
http://www.roe.ac.uk/roe/support/pr/pressreleases/040907-popobs/