天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

レイノルズ数

 

よみ方

れいのるずすう

英 語

Reynolds number

説 明

流体の流れの様子の指標となる無次元量で、流体に働く慣性力の大きさと粘性力の大きさの比で表す。レイノルズ数は、流体の代表的な速度をU、代表的な長さをL、粘性率を\nu、密度を\rhoとすると、Re = \rho UL/\nuと表される。流体の運動方程式の中で慣性力は非線形項であり、粘性項は線形項であるので、レイノルズ数が大きいほど、流体の運動の非線形性が強くなる。レイノルズ数がRe\sim 1の場合、一般に流れは層流であるが、レイノルズ数が大きくなるにつれて、流れの中に乱れが生じ、流れは層流から乱流へと遷移する。一般にレイノルズ数が1000程度を超えると乱流が発達する。宇宙に存在する流体のレイノルズ数はしばしば1000を超えるため、宇宙で起こる流体現象には乱流が関係する場合が多い。

2018年03月06日更新

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