天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

クォーク

高

よみ方

くおーく

英 語

quark

説 明

陽子や中性子などのハドロンの基本構成要素でアップ(u)、ダウン(d)、ストレンジ(s)、チャーム(c)、トップ(t)、ボトム(b)の6種類がある。このうちuとd は電子や電子ニュートリノとともに第1世代に属し、sとcはミューオン\mu)およびミューニュートリノとともに第2世代に属する。残りのt、bはタウ粒子\tau)、タウニュートリノとともに第3世代に属する。
反粒子であるアンチクォーク(\bar{\rm u}のように表す)は、クォークと結合して中間子となる。各クォークはスピン1/2フェルミ粒子であり、バリオン数1/3を持つ。また、赤青緑(RGB)という3種類の色(カラー)の自由度を持つが、色を持った状態を単体で取り出すことはできない。たとえば、陽子はuud、中性子はuddのように3つのクォークによって構成されるが、各クォークにRGB各色が当てはめられ、全体としては無色になっているのである。キャビボ-小林-益川理論も参照。

2018年12月19日更新

関連画像

須藤靖著『ものの大きさ』(東京大学出版会)より
* 標準理論における素粒子の一覧