天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

オズマ計画

 

よみ方

おずまけいかく

英 語

Project Ozma

説 明

アメリカの天文学者ドレイク(F. Drake)によって1960年に、ウェストバージニア州グリーンバンクにあるアメリカ国立電波天文台で始められた世界初の地球外知的生命探査(SETI)プロジェクト。ドレイクは口径26 mの電波望遠鏡を二つの恒星の方向に向け、知的文明から周波数1420 MHz の電波が来ていないかを調べた。この周波数は、宇宙に最も豊富にある中性水素原子が出す波長21 cmの輝線の周波数で、恒星間の通信を行おうとする知的生命が選びそうなものであった。4か月間で150時間の観測を行ったが、知的生命からと思われる信号は検出されなかった。その後も電波による同種の地球外知的生命探査がいくつか試みられたが、1984年にSETI研究所が設立されてからは、定常的な研究活動として継続されている。家庭にあるパソコンでSETIのデータ解析に協力するSETI@Homeプロジェクトも行われている。

2018年04月12日更新

関連画像

オズマ計画に使われた電波望遠鏡
http://www.daviddarling.info/childrens_encyclopedia/Meet_an_Alien_Chapter3.html