天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

プレソーラー粒子

 

よみ方

ぷれそーらーりゅうし

英 語

presolar grain

説 明

コンドライト隕石の微細粒子からなるマトリクスのなかに発見された、太陽系の同位体組成とはまったく異なる同位体組成をもつ太陽系外起源の粒子。ナノメートルからミクロンサイズの微粒子で、ケイ酸塩、酸化物、窒化物、グラファイト、ダイヤモンドなどの結晶である。コンドライト中の存在度は低く、最も多いナノメートルサイズの(気相中で生成された)ダイヤモンド粒子でも0.1%である。同位体組成の多様性から、太陽系形成以前に、赤色巨星超新星新星など複数の恒星あるいは星周環境で生成されたものが混合していると考えられる。

2018年04月19日更新

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*橘 省吾「隕石」、シリーズ現代の天文学第9巻、渡部他編「太陽系と惑星」5.2節 図5.12(日本評論社)