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冥王星型天体

高

よみ方

めいおうせいがたてんたい

英 語

Plutoid

説 明

太陽系外縁天体の中で質量が大きく準惑星として定義づけられている天体を指す。2006年の国際天文学連合(IAU)総会で惑星の定義が採択された結果、冥王星は惑星ではなくなり、冥王星を含む新しい種族の分類を作ることが決まった。その定義は「太陽を周回する天体であって、その軌道長半径が海王星の軌道長半径よりも大きく、自身の重力によって静水圧平衡形状(球形)となるだけの質量を持ち、かつ軌道を占有しないものである」。この種族に付ける冥王星型天体(Plutoid)という名称は、2008年にオスロで開かれた国際天文学連合の執行委員会で決定された。2019年時点で、冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアの4天体が冥王星型天体に分類されている。
なお、冥王星族天体(plutino)は別種の天体であることに注意。太陽系も参照。

2020年03月08日更新

関連画像

冥王星型天体の一つであるエリスとその衛星ディスノミアの想像図(NASA)
https://www.nasa.gov/mission_pages/hubble/news/eris.html