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プランク分布

高

よみ方

ぷらんくぶんぷ

英 語

Planck's Law

説 明

温度T熱平衡状態にある放射(黒体放射)のスペクトルエネルギー分布。
波長\lambdaの関数として、
B_\lambda(T) =\frac{2hc^2}{\lambda^5} \frac{1}{e^{hc/k_{\rm B}\lambda T}-1}
と表される。
ここで、B_\lambdaは単位面積、立体角、波長あたりの放射強度、hプランク定数k_{\rm B}ボルツマン定数である(周波数\nuに関する表式はプランク関数、プランクの法則を参照)。
このプランク分布B_\lambda(T)\lambda_{m}T=0.28978\,{\rm cmK} に対応する波長\lambda_{m}において最大となる。これをウィーンの変位則という。黒体放射のスペクトルがプランク分布になることを、発見者にちなんでプランクの法則と呼ぶ。

2018年04月20日更新

関連画像

プランク分布(黒体放射スペクトル)の温度依存性
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