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ピエールオージェ実験

 

よみ方

ぴえーるおーじぇじっけん

英 語

Pierre Auger Project

説 明

アルゼンチンの草原地帯に国際協力で建設された超高エネルギー宇宙線観測装置群。3000\,{\rm km}^2の面積をカバーし、10^{19}\,{\rm eV}を超えるような超高エネルギー宇宙線が大気中で引き起こす空気シャワーを、1.6 km間隔で配置された1600台の水チェレンコフ検出器による空気シャワーアレイと、周囲4か所に設置された4台の大気蛍光望遠鏡を用いて観測している。2000年に建設が始まり、2004年から一部で観測を開始し、2008年に完成した。空気シャワー現象の発見者ピエールオージェ(Pierre Auger)の名を冠して呼ばれている。テレスコープアレイ大気蛍光法も参照。
ホームページ:https://www.auger.org/

2018年10月07日更新

関連画像

ピエールオージェ観測所の検出器配置図。点は粒子検出地、放射状の線の基点は蛍光望遠鏡。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Layout_of_Pierre_Auger_Observatory.svg
ピエールオージェ実験の検出器。蛍光望遠鏡(奥)と粒子検出器(手前)。
https://kicp.uchicago.edu/research/projects/auger.html