天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

光解離領域

 

よみ方

ひかりかいりりょういき

英 語

photodissociation region

説 明

電離光子がガスを電離して形成される領域が電離領域であるが、水素を電離する13.6 eVのエネルギーよりも低いエネルギーの光子は電離領域の外側の中性原子や分子ガス領域にまで到達し、分子を励起あるいは解離したり、水素原子よりも電離エネルギーの低い原子(特に炭素など)を電離する。このような電離水素領域と分子雲の境界領域を光解離領域と呼ぶ。
光解離領域では水素電離光子よりも低いエネルギーの光子がエネルギー収支と化学反応において支配的となり、特徴的な物理状態や化学状態が見られる。星間化学も参照。

2018年04月12日更新

関連画像

*https://www.researchgate.net/figure/253921567_fig1_Figure-21-Schematic-diagram-of-a-photodissociation-region-from-51