天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

周期彗星

高

よみ方

しゅうきすいせい

英 語

periodic comet

説 明

彗星の中で、周期的な軌道をもつもの。一般には、軌道周期が200年よりも短い短周期彗星を指す。この値は、軌道長半径で34au(天文単位)で、海王星冥王星の間に対応する。周期彗星の名前は、先頭に通し番号をつけて、P/のあとに基本的には発見者の名前を書く。ハレー彗星、エンケ彗星が通し番号の1番、2番で、それぞれ1P/Halley、2P/Enckeと表す。通し番号がついている周期彗星は約250天体、通し番号が付加されていない周期彗星も200を越えている。そのなかには、分裂破壊などで消滅した彗星もあり、P/のかわりにD/という形で表記される。たとえば、3番目に確認された周期6.6年の彗星ビエラは、1845年に分裂して、1852年に確認された以降は観測されていないため、3D/Bielaと表記されている。

2018年03月09日更新

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