天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

オポチュニティ

高

よみ方

おぽちゅにてぃ

英 語

Opportunity

説 明

アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星着陸探査機。火星表面の地質を観察して岩石を分析した2機のマーズローバの1つ。2003年7月7日に打ち上げられ、2004年1月25日に、火星のメリディアニ平原に着陸した。エアバックにより着陸したオポチュニティが静止した場所は、直径20mのクレーターの中であった。このイーグルクレーターの内部に、火星ではこれまで確認されていなかった堆積岩地層を発見した。また、含水鉱物や、ブルーベリーと名付けられた球粒のヘマタイト酸化鉄を発見している。その後、10年あまりの期間、20km以上の距離を移動して、表面の探査を続けてきた。その途中、エンデュランス、ビクトリア両クレーターの内部に降りている。電源は太陽電池であるが、電気回路部を保護するため放射性熱源を保有している。着陸からほぼ14年が経過した2017年末も、活動を続けている。
ホームページ:https://mars.nasa.gov/mer/home/

2018年10月07日更新

関連画像

オポチュニティの観察したエンデュランスクレーター内部のバーンズクリフ(燃える崖)の堆積岩地層。右側に実際のサイズのオポチュニティが加えられている。(NASA)
Credit: NASA/JPL-Caltech