天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

NGCカタログ

高

よみ方

えぬじーしーかたろぐ

英 語

NGC catalogue

説 明

星団星雲銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体を集め、その天球上での位置を示したカタログで、ドライヤー(J. Dreyer)が1888年に発表した。New General Catalogue of Nebulae and Clusters of Stars(星雲と星団の新一般カタログ)の頭文字三つからNGCと略称される。元になったのはウィリアム・ハーシェルと妹のカロライン・ハーシェルの「星雲カタログ」をジョン・ハーシェルが拡張して作った5,079個の星雲・星団を含む「星雲と星団の一般カタログ」(GCと略称される)である。これを拡張したので「新」が頭についている。
ただし、現在NGCカタログとしては、通例、掃天写真集をもとに1973年に改訂された「改訂NGCカタログ」(Revised NGC: RNGC)が用いられている。全部で7840個の天体が掲載されており、1860年分点での赤経順に番号が付されている。他のカタログと同様、NGCカタログに掲載されている天体は、NGCに続けて掲載番号を付し、NGC 224などと呼ぶ。沼澤茂美、脇屋奈々代「NGC・IC天体写真総カタログ」(誠文堂新光社)は掲載天体の写真集である。
RNGCのサイト http://www.klima-luft.de/steinicke/ngcic/rev2000/Explan.htm

2018年07月03日更新

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