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ミラ型変光星

高

よみ方

みらがたへんこうせい

英 語

Mira variable

説 明

漸近巨星分枝段階の赤色巨星にみられる周期の長い脈動変光星。くじら座ο(オミクロン)星のミラに代表され、変光周期は1年程度、変光の振幅は2.5等以上で、実視等級では10等もの変光を示す天体もみられる。周期と光度の間に相関がみられるため、距離測定にも用いられる。

2019年09月14日更新

関連画像

ミラ型変光星白鳥座LX星の変光曲線。(クレジット:AAVSO)
https://www.aavso.org/sites/default/files/images/lxcyg_lc.png
* HR図上に見られるいろいろな星。輝線を示す星は灰色で、吸収線の強さに異常を示す星は白抜きで表示してある。
岡崎敦男「HR図上のいろいろな星」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』 1.8節 図1.38(日本評論社)
   
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影したくじら座オミクロン星(ミラ)。(Credit: Margarita Karovska (Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics) , NASA.。
くじら座のミラを探してみよう。理科年表によると、極大は2019年11月17日と予想されている。(クレジット:国立天文台)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2019/11-topics01.html