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ミクロ乱流

 

よみ方

みくろらんりゅう

英 語

microturbulence

説 明

恒星大気中に存在すると想定されるミクロなスケールの乱流運動のこと。微小乱流ともいわれる。成長曲線において、スペクトル線の中央で吸収の飽和が起こることにより等価幅の増大が鈍る部分がある。その鈍り方は原子のランダムな熱運動によるドップラー効果の程度に依存するが、熱運動だけを考慮したのでは観測と合わないことが多いことから、ミクロ乱流パラメータというものが導入された。太陽については約1\,{\rm km\,s^{-1}}程度という値が得られている。この乱流運動の実体については十分明らかになってはいない。恒星大気モデルも参照。

2018年03月06日更新

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