天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

マージャー(銀河の)

高

よみ方

まーじゃーぎんがの

英 語

merger

説 明

銀河同士が合体した痕跡を残している合体銀河のこと、また銀河同士の合体を指すこともある。銀河が密集し、かつ銀河間の相対速度がそれほど大きくない、銀河群のような環境で最も頻繁に起こると考えられている。相互作用の際の強い潮汐力によって星やガスがはぎ取られてできる尾(テイル)状の構造がしばしば見られる。合体銀河では、角運動量を失ったガスが中心部に落ち込み、スターバーストを引き起こすことが多いと考えられている。このようなガスを持つ銀河の合体をウェット(濡れた)マージャーと呼ぶことがある。
一方、ガスを持たない銀河同士が合体する場合はスターバースト現象は起こらず、ドライ(乾いた)マージャーと呼ばれる。銀河合体も参照。

2018年08月16日更新

関連画像

NHKのハイビジョンカメラをすばる望遠鏡に取り付けて撮影された、合体銀河NGC4567とNGC4568のペア。(クレジット:国立天文台・ハワイ観測所)
https://www.naoj.org/Gallery/hdtv/ngc4567_4568.jpg