天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

海(月面の)

小

よみ方

うみ(げつめんの)

英 語

mare

説 明

地球から見える表側の月の表面のうち、暗い(アルベドの低い)地域の呼び名。明るい(アルベドの高い)地域は高地(月の)と呼ばれる。斜長石を多く含む岩石からなる高地にたいして、海は月の内部から噴出して巨大衝突盆地を埋めた玄武岩質の溶岩からなる。海は月面の20%ほどを覆っていて、大部分は表側に存在して裏側には少ない。海を埋める玄武岩の厚さは1-2kmほどであり、その下には高地の地殻が存在する。アポロ探査が取得した岩石の年代測定とやクレーター年代学から、海の玄武岩マグマの噴出の多くは35-40億年前に起きていること、最も若いものでは13億年前の火山活動があったことがわかっている。

2018年06月20日更新

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