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磁気張力

 

よみ方

じきちょうりょく

英 語

magnetic tension

説 明

電磁流体に働くローレンツ力をアンペールの法則を用いて磁場だけで表すと、磁場の強弱からくる力と磁力線の湾曲からくる力に分けられる。つまり磁力線の曲率半径をR_c\boldsymbol{n}を曲率半径の中心に向かう単位ベクトルとして、  (\nabla \times \boldsymbol{B})\times \boldsymbol{B} = -\frac{1}{2}\nabla_{\perp}\boldsymbol{B}^2 + \boldsymbol{B}^2 \boldsymbol{n}/R_c と変形できる。右辺第2項の力は、磁力線を弦と見立てたときの振動方程式に現れる張力に相当するので、磁気張力と呼ぶ。磁力線の湾曲からくる磁気張力により、プラズマには磁力線の湾曲を戻す方向に力が働く。アルベーン波の復元力はこの磁気張力からきている。

2018年03月06日更新

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