天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ライマン𝛂の森

 

よみ方

らいまんあるふぁのもり

英 語

Lyman alpha forest

説 明

遠方クェーサーのスペクトルに見られる、視線方向の手前に多く存在するライマン𝛂雲によってできるライマン𝛂吸収線の密集を総称して、"森''と表現する。主に中性水素からなるこれらの雲(吸収体)は、クェーサーより手前にあって後退速度が相対的に小さいため、その速度に応じてクェーサーのライマン𝛂輝線(静止座標で121.6 nm)よりも短波長側にライマン𝛂の吸収線を作る。クェーサー吸収線系も参照。

2018年04月12日更新

関連画像

*梅村雅之・千葉柾司・西 亮一「宇宙再電離と銀河間物質の進化」、シリーズ現代の天文学第3巻、二間瀬他編「宇宙論II」5章 図5.11(日本評論社)